エコー下ファシアリリース 触診と圧痛が重要 

O先生
膝の鵞足から内側関節裂隙の骨棘に圧痛が強く歩けない方が来られました。脛骨側の鵞足に沿った3カ所の圧痛。大腿側の筋部分の圧痛がありました。

MPSの谷掛先生のオリジナルでは、鵞足の最圧痛部位からMCL浅層と深層、そして鵞足へアプローチして注射されている画像をよくみます。私もこれを多用しております。結構効く方と、今一つの方がおられます。

先生の圧痛部位全てにアプローチするとのご意見を参考にして、鵞足の脛骨部分の3圧痛部位(ちょうど横に並んでいました)に平行法で全て注射で剝離してみました。劇的に効いて,私もビックリしました。部屋を出るときに全然痛くないと帰られて、わたしもガッツポーズでした。ありがとうございます!

膝外側屈側、腓骨神経外側後方部枝の引きつりによる歩行困難の方に、先生の2:8で剝離したら、すぐに痛みが取れましたし、全く麻痺なども起こりませんでした。ありがとうございました。

コメント
ファシアリリースは責任硬結をきちんと見つけてリリースすることにつきますね。地道な触診で圧痛点を見つける。

圧痛部位全てにアプローチ:多数あるときは、特に圧痛の強い部位をリリースします。

今日も(これで数日目)、掃骨的に、硬結を、つついて注入を繰り返す、削岩機のように針先を動かして使うリリースをしていました。
左手でプローブを動かしながら、まるで関節鏡のシェーバーの手技のようです。

Q:学術講演に皆川先生のエコーの講演を頂いたのが縁で、約4年前よりエコーを始めました。現在ノブルス(リニア、コンベックスプローブ)を診察室に...

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