2021年2月 慢性疼痛治療に足りない部分、ハードル

1。認知行動療法

痛み日記:日時、体調、できごと、思い、自分をねぎらうメッセージ。

を書いてもらい、診察時に分析。

認知の歪み、原因動作の分析を行います。

認知の歪みは指摘。

痛みを生む動作では、その誤用を変えます。問題点を指摘し、正しい動作を教えます。

動作の認知行動療法として、アレクサンダー・テクニークが有効です。

2。心因性疼痛

具体的には、不安、怒り、悲しみ、恐怖 が痛みに影響する。

不安には、不安を流す、認識に留めて、深入りしないことを教える。

恐怖、特に動きへの恐怖には、使い方訓練。アレクサンダー・テクニークが有用。

この動きをすれば痛みが出ない、と思える。

動きに集中させ、痛みへの集中を減らす効果もある。

漢方も有用。

怒りには、怒りが痛みを増すことを教える。怒りの原因を明らかにする。抑肝散が有用。

悲しみには、加味帰脾湯が使えるか。

精神科的背景 うつ の方には

半夏厚朴湯

柴胡加竜骨牡蠣湯など

3。身体的痛みへの徹底対応

姿勢と使い方の指導にはアレクサンダー・テクニーク。

トリガーポイント、ファシアの異常への対応 

使い方を見る画像診断、身体診察と触診で異常発見

使い方(アレクサンダー・テクニーク)、ストレッチ、自動運動、物理療法、ファシアリリースの手順。

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