ピーター・グルンワルド (著), 片桐 ユズル
をしばらく前に読みました。
初版を昔読んだときは、パノラマ視とフォーカス視を知りました。
パノラマ視は、二次元的に広く見ることですね。
初版よりすっきりして読みやすくなっています。
今回は、さらに三次元的奥行き知覚を知りました。
左右の広がりに加え、奥行き感を意識する。感じる。
脳の働きを意識的にコントロールする。
知ること、思うことで、脳をコントロールできることが実感できます。
ここで、私はさらに思うこと。
聴覚、さらに嗅覚でも三次元的空間を脳で感じられるのではないかと。
アレクサンダー・テクニークでは、無意識にしていることを意識化してみます。
無意動作を有意動作に改めてしてみるとも言えます。
体の動き、感覚、それを改めて意識してみて、感じてみる。
それが、まず最初の一歩であり、ずっと続けることだと思います。