陰部神経痛

陰部神経痛の症状

陰部、尾骨、恥骨上、下腹部、坐骨結節部、仙骨周囲、大腿内側が痛い、会陰部、骨盤内 面の痛み 肛門の奥の鈍い継続する痛み、直腸肛門痛、尾骨痛、仙尾関節痛、仙骨痛、肛門挙筋痛

直腸性排便障害 便が直腸まで来ているが出にくい、力んでも便が出にくい、直腸に便がたまる、残便感

股間や骨盤に常に痛みや不快感がある。特におしっこをすると痛む

婦人科では 外陰痛、慢性外陰痛。

泌尿器科では男性の慢性無菌性前立腺炎、女性の間質性膀胱炎、慢性骨盤痛症候群とよばれてきたもののようです。

筋膜性骨盤痛症候群とも言います。

陰部神経痛の原因

脊髄や神経根圧迫、神経の炎症、
椅子の座位(仙骨すわり) 長時間の運転 自転車
打撲や骨盤外傷、感染、脊椎殿部骨盤手術後 便秘 出産

坐骨結節と仙骨を結ぶ仙結節靭帯と内閉鎖筋、大殿筋の間で、陰部神経が圧迫されることが原因のようです。

米国泌尿器科学会では、座位を避ける、自転車はなるべく乗らない、坐骨結節で支えて座ることが勧められています。

自転車はED 前立腺がん、女性不感症、性器痛 と関連するそうです。

泌尿器科の高野正弘先生が、アルコック管症候群、陰部神経痛として詳しく報告されています。

私は、腹臥位あるいは側臥位で股関節を90度屈曲した肢位で仙結節靭帯の間で圧痛点を探し、仙結節靭帯の長軸を描出し、血管をメルクマールにして注射(エコー下ファシアリリース)しています。

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